「せのつくはなし」生理とセックス―中学生のおんなのコのからだBOOK
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女の子向けの性教育書籍の中でも、その網羅性と内容の選択の的確さ、そして本書がもたらす雰囲気の身近さにおいて、自信を持っておすすめできるものの一つです。女の子のからだの変化と、それに伴う日常生活への影響と対策がとても詳しく、また親身に解説されています。
前半では、生理について触れられていますが、ここでの取り上げ方は具体的な事実の面だけに留まらず、こころの変化、つまり生理に伴うイライラ感といった側面にも及びます。心のバランスとホルモンの関係などについて、詳細に書かれています。また、生理用品の種類とその使い方についても広範囲にわたって解説されていて、女の子達に役立つこと請け合いでしょう。
セックスについての部分も、女の子向けと言うだけあって多面的な見方がなされており、相手男性とのこころのギャップのことや男の子の生理への理解が進むことでしょう。また、「性交と交尾とはどうちがうの?」という問い掛けからは、広い意味での“つながり”というものに気付くことができるような配慮を感じます。
また、避妊に関するページが多いことも特徴の一つです。自分のからだを良く知り、自分のからだを自分で守る。と同時に、相手との相互理解を通じた協力が大切だと説きます。このように本書は、女の子にとってオールインワンな良書だと言えます。