ティーンズ・ボディーブック
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本書は、著者が思春期の男の子と女の子と接してきた15年の集大成となる本です。「僕が君たちの世代にどうしても伝えなければならないと考えている情報のほとんど全てを網羅していると言っても言い過ぎではない」と言うように、本書に書かれている内容は幅広く、また子供たちの心情に配慮したものになっています。
伊藤理佐氏によるイラストやマンガが内容に大変マッチしており、著者の文章との相乗効果を上げています。文章は「気さくなお兄さん」が話し掛けているような雰囲気で、子供達に“主体的な性を生きて欲しい”というメッセージを送っています。
印象的なのは、避妊具の解説と、中絶手術の実際についての解説が、とても分かりやすい点です。避妊具の解説では、避妊の迷信や誤解を一刀両断にし、その表現のユニークさと相まって、とても理解しやすくなっています。中絶手術については、産むか産まないかの判断のアドバイスを経て、病院の選び方から、前日の過ごし方、術後のケアから、メンタル面のフォローまで、流れに沿って解説されています。