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セクシュアリティと性教育

著者は、「人格の形成にとってセクシュアリティが極めて大切である」との考えのもと、今までの、子供の成長発達・人格形成の理論が取りこぼしてきた領域、すなわちセクシュアリティについて緻密な考察を行っています。子供の成長過程におけるアイデンティティの形成と性的なそれとの連関や、その問題に対応していくための性教育のあり方などについて述べられています。

全般に、多くのデータを取り上げて検討されており、論旨は明快です。結果として、どのような課題が残されているかが浮かび上がっており、教育に関わる人々の問題意識の顕在化に役立つと思います。

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第1部 性(セクシュアリティ)とはなにか(性に関する諸概念とその関連
性の意味、性差、性役割をめぐって
現代の「性」をめぐる状況と性解放の視点)

第2部 子ども・青年のセクシュアリティの形成と発達(セクシュアリティの基礎の形成―乳幼児期
セクシュアリティの拡大と強化―児童期
セクシュアリティの葛藤と再構成―思春期・青年期 ほか)

第3部 セクシュアリティに関する教育の現状と課題(「性」をめぐる子どもの状況と新教科書の問題
全米性情報教育協議会(SIECUS)「セクシュアリティ」論の問題点
性教育と学校教育)


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プロフィール

管理人:netman
社会文化とセクシュアリティを研究する、読書好きの男性です。